1つの時代の終わり。般若の敗北、そして晋平太がダンジョン完全制覇。

難攻不落と思われていた最後の砦。

5度目の降臨となったラスボス般若の無敗伝説に終止符がうたれた。

MCバトルを愛し、MCバトルに愛された男『晋平太』がついにダンジョン史上初の快挙、完全制覇を成し遂げた。

約2年もの間、幾多のチャレンジャーの進撃を退けてきたダンジョンの陥落。

史上初の快挙。

すごい事を成し遂げたはずなのだけど、なんだろう、この釈然としない感じは。

 

晋平太は上手いんだろう。

強いんだろう。

でもそれ以上のものを感じなかった。

一大ブームをつくりあげたフリースタイルダンジョンの幕引きとしてはちょっと寂しい結末だった気がする。

 

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的確にアンサーを返していた般若

晋平太に対し、般若はしっかりアンサーしていたように思えた。

NAIKA MCの時もそうだけど、般若は一貫してあくまでメインは音源とLIVEだ。そこにすべてを注げという考え方。

この部分は晋平太への痛烈なディスだと思った。

後がねぇとか いつも俺はこれだけとか

そんな言い訳 もう聞きたかねぇ

(中略)

フリースタイルに縛られな

そのあとで、

俺がやりたいのはワンマンだ

後はライブに全国

と自分の信念もしっかりともった言葉を口にしていたと思う。

とにかく一貫して軸がぶれない。

いつものバイブス全開な感じとは違い、クールな部分も見えた今回。

 

狡猾さと熱さの晋平太

そんな般若に対し、晋平太は自分の弱さをさらけ出し、ボロボロになりながらも「自分にはこれしかねえんだ」と向かっていく。

まるで少年マンガの主人公のような晋平太。

上手いし、熱い。

ただなんかちょっと狡猾というか狡い気がするんだよなあ。

晋平太は、MCバトルは上手いし強いんだろうけど、それだけという印象でカッコよさは感じなかった。

正直、般若や漢の方が吐く言葉に重み、厚みを感じた。

 

ただ勝負としては晋平太の方が勝っていたとは思う。

ERONEが「リアル」「嘘」を捨ててたから強いと言ってたけど、そこがちゃんと聞きたかった。

 

僕が見たいのはこれじゃなかった。

観客、審査員が完全制覇を見たがっていたのもあるとも思う。

ルールを変更してもダメだった。

パンチラインフェチズのNAIKA MCでも呂布カルマでも無理だった。

完全無理ゲー、完全制覇出来る人いなくない?そんな空気も追い風になって、晋平太というドラマに観客、審査員が巻き込まれていった感じがある。

 

もちろんいくら夢物語を見せても実力が伴わないと無理だし、客はついてこない。

晋平太はそれだけの実力があった。確かに強かった、熱かった。

ただ「弱さをさらす勇気」というのを「強さ」とするのはもちろんアリだけど、それでダンジョンを制覇するのを見たくなかったというのが僕の本音。

般若が言う通り、女々しい感じは否めない。

今までそれで勝てなかったからこそ違う戦い方なのかもしれない。

けど、それでも僕は互いの信念をぶつけて火花散らして、結果最強のモンスターたちをねじ伏せて制覇する。そんな物語が見たかった。

 

実際に収録に観覧に行って、現場でしか分からない雰囲気というのもあると知ったのでヤラセだなんだと騒ぐようなことはしないけど、

途中からバトルそのものよりも晋平太が見せるドラマの方に流れていった気が。

もちろん僕も見たかったけど何だかなぁ。。

 

現場で観たらすごかったんだろうな。

そりゃたかだが数時間の収録であれだけのドラマがあれば盛り上がる。

でもテレビで見ると1戦ごとに1週間空くのではそこまでの一連のドラマが見えてこなかったかなあという感じ。

なんか温度差を感じてしまった。

 

クリティカルじゃなくて、せめてあと1ラウンド見たかった。

 

1つの時代の終わり。

とにかく負けは負け。と素直に負けを認め、晋平太を祝福する般若。

もちろんラスボスとしての重責もあっただろうけど、般若からしたらMCバトルはそれ自体がメインではなく、やっぱりオマケなのかも。

ましてやTVショー。負けたところでその漢(おとこ)としてのカッコよさは色あせない。

 

最後までブレなかった。負けてもなおカッコいい。

 

晋平太は強かった。

でも、やっぱり今回それよりも晋平太を介在して見えたモンスター達の真の強さの方が印象に残っている。

そういう意味ではやっぱり現モンスターの引退セレモニーみたいだった今回の晋平太戦。

 

個人的な好みでここまで書き殴ったけど、でもダンジョン完全制覇は快挙。

晋平太、おめでとうございます!そしてお疲れさまでした!

初期モンスター5人で始まった黎明期、

DOTAMA、CHICO CARLITOの新モンスターが加わり、一気に人気が出てきた成長期、

そして全盛期を経て、迎えた1つの時代の終わり。

 

般若の敗北、そしてモンスター解散宣言。

ここがフリースタイルブームの転換期なんでしょうね。

とにかく現在のモンスターは今RECで最後。

フリースタイルバトルを一大ムーブメントにしたモンスターたちの功績はすごいと思う。

本当にお疲れさまでした!

もう漢とかR-指定、般若とかのバトルは見れなくなるのか。残念。。

T-PABLOWはこれからダンジョン以外のバトルイベントにもどんどん出ていくのでしょうか。

 

そして、これからどういう展開になるか

は、もう観覧に行ったから実は知ってるのだけど、ここからどう紡いでいくのかが気になります。

なのに次の放送日が3週間後ってそんな殺生な。。

早く続きが見たい。

   

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ABOUTこの記事をかいた人

よざっち

神奈川生まれ、沖縄育ちの28歳。
中学・高校時代は卓球部で汗を流し、大学時代は演劇サークルでミュージカルに熱中していました。

それがきっかけで大学を卒業後、役者を目指して上京。
今はイベントスタッフと書店員の仕事で生計を立てながら、役者を目指しています。

演劇以外にトラベラーズノートやほぼ日手帳などの手帳も大好きです。