ネットのレビューは参考程度にして自分の目と足で探そう。

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ほんと大した話じゃないんですけど、

約1週間前、ちょっと精神的に参っていて、気分転換に映画でも見ようと思って休みを利用して映画を見に行ったんですよ。

目当ての映画は予告CMが気になってた神山監督の『ひるね姫』

ただ久しぶりの映画なんで、

「失敗したくないな」と思ってチケットを買う前にネタバレなしのレビューを見ようと思ったんですね。

その時にふと、

「まてよ?でももしこれで『つまらない』っていう評価だったら見る気なくなるよな?」と思って。

レビューを見ずに映画『ひるね姫』を見ました。

結果、あんまり面白くなかったんですけど(笑)

(自分には合わなかったというだけで映画そのものを否定してるわけじゃありません(^^;)

 

ただ、面白くないと思うものの中にも、もちろん面白い部分はあるし、

新企画って本の中で鈴木おさむさんが書いてたけど、面白くないものを見ている時ってアイデアが浮かぶんですよね。

 

あと何よりせっかく自分の中から「これが見たい」と思った気持ちをころしてしまうのはもったいないじゃないですか。

だから、別に後悔はしてません。

ただ普段からこういうことって結構あるんじゃないかと思ったんです。

 

ネットばかり見てると貴重な体験のチャンスを失ってる気がする。

今回の映画に限らず、何か買い物をする時だったり、どこか遊びに行く時だったりって大体、

「そうだ。レビューを見てみよう」

って思考回路が出来てたんですよ、僕の中で。

 

もちろん、せっかくお金を払うから失敗はしたくない。

でも自分だけだったり、一緒に連れていく人が「いいよ」って言うんだったら、

レビューを見ないで自分の感覚だけで選んでもいいんじゃないかと思うんですよね。

 

例えばとあるお店のレビュー見てみたら、5段階評価のうちの1。

つまり最低評価だったとします。

でも、その評価ってあくまで、

 

『店』×『自分以外の人』=最低評価

 

の結果であって、

 

『店』×『自分』=?

 

の場合、どうなるか分からないんですよね。

 

もしかしたらレビュー通り、ものすごくつまらないかもしれない。

けど、もしかしたら自分にドはまりするものかもしれない。

これって失敗もしない代わりに、運命的な出会いもない気がしたんですよ。

 

自分の目で見て、足を動かして体験する

僕が素晴らしいと思う店や最高の技術があると思う店は、不思議なことにネットの飲食店評価サイトではだいたい3点台。つまり平均的なレベルです。なかには、もっと低い評価を受けている店さえあります。

『林修の仕事原論』(青春出版社)

林先生の本『林修の仕事原論』でも書かれてたんですが、飲食店情報サイトでは本物の店を見つけることはできないそう。

本当に味のわかる人が、たとえば寸秒を争うてんぷらをいちいち写真に撮って載せるはずがない。それなのに、そんなことを平気でする人の評価に振り回されるなんてバカげています。

これを読んで「なるほどな」と。

本物の店で食事を優雅に楽しんでいる人たちがそもそもネットの評価に参加しているとは限らないもんね。

もちろん参加している人もいるだろうし、そうじゃない人の方が多そう。

ネットの情報は良いものも悪いものもごちゃまぜな玉石混淆。

だからあくまで参考程度にとどめて、自分の目で、耳で、手で、足で、舌で確かめる必要があるんだろうなぁと思います。

それにたとえ失敗したとしても、ネットで手軽に得た「良い情報」よりも自分で動いて得た「つまらない」の方が価値がある気がするんですよね。

誰かの評価で行動するよりも、自分で選ぶことで責任感や良いものに対する感性が磨かれる気がするよ。

ラーメンズのコバケンも言ってます。

知りたいのはただひとつ「その作品が僕にとって面白そうかどうか」、これだけです。

『僕がコントや演劇のために考えていること』(幻冬社)

自分で決める力をやしなおう。

これから気をつけようっと。

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