エロと文学は紙一重?オノマトペって面白い。

どうも、こんばんは。よざっちです。

もしかして眠れないんですか?ボクもです。

じゃああなたが眠くなるまでの間、ちょっとだけのボクの話聞いてくれませんか?

もし興味を持ってもらえたら嬉しいし、退屈だったら眠くなるからお互いwin-winでしょ?

 

さて、いきなりですが問題です。

次のオノマトペは一体どんな様子を表現してるものでしょうか?

 

『かやかや』

 

ちょっと考えてみてください。

 

 

 

考えた?

 

 

 

正解は、石がおしゃべりしている様子。

 

この問題に正解した人にはオノマトペマスターの称号を与えましょう(笑)

いや、いきなりなんで、こんな話をしたかっていうとね、こんな本と出合ったからなんですよ。

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宮沢賢治のオノマトペ集。

『雨ニモ負ケズ』や『銀河鉄道の夜』など誰でもその作品の名前を一度は聞いたことのある国民的作家、宮沢賢治。

その宮沢賢治のオノマトペがすごい独特でおもしろいんですよ!

 

 

 

 

あれ?まだ起きてる?(笑)

 

宮沢賢治のオノマトペが面白い!

たとえばさっきの「かやかや」

おしゃべりしている様子を表したオノマトペなんだけど、その声の大きさがなんと「蚊の軍歌くらい」の声。

その表現も面白いけど、とにかく相当静かじゃないと聞き逃してしまいそうな小さい声ってこと。

だけど、声は1つじゃなくて、たくさんの声がおしゃべりしてる様子を、

「かやかや」

と書いたんですね、宮沢賢治は。

「がやがや」とも違った騒がしさ、「ひそひそ」とも違った小ささ。

見たことない言葉なのに、なんかその光景をイメージさせてくれる、もしくはどんな光景なんだろう?と想像力を膨らませてくれるオノマトペ。

大学の頃の言語学を専攻してたからかなぁ。こういうのすごい楽しいんですよね。

 

宮沢賢治のオノマトペの有名なところで言うと『風の又三郎』の冒頭に出てくる、

どっどどどどうどどどうどどどう

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こうすると、より荒々しさが際立つよね。

このあとにまだ熟してないくるみもかりんも吹き飛ばせと続く、このオノマトペは、

それ自体聞いたこない言葉なのに、その風の強さとか荒々しさとか伝えてくれるから、すごい。

普通なら「びゅうびゅう」とか「ごーごー」と書くところを、

「どっどどどどうどどどうどどどう」と書くと、もうただものではない何かが吹かせてるとんでもない風というのが伝わって…

 

あ、ちょっと待って!もうちょっとだけ!ここから!ここからだから!

 

まだ寝ないで!(;゚Д゚)

オノマトペの面白さを語ったところで、もう一つ見て欲しいのがこちら。

 

ではもう一つ問題

次のオノマトペは何を表してるでしょうか?

 

『てぷてぷ』

 

考えた?

 

 

 

正解は「おっぱいが揺れている音」です。

Foundry / Pixabay

あ、目が覚めた?(笑)

 

そう。エロの世界にももちろんオノマトペがあるわけですよ。

たとえば、おっぱいが揺れている様子って普通ならどう表現しますか?

「ゆさゆさ」

「ボヨンボヨン」

「タプンタプン」

とかいろいろあるけど、この音だけでだいぶ「おっぱい」の印象が変わるじゃないですか。

巨乳なのか貧乳なのか、歩いてるのか走ってるのかとか。

そんな風に絵を使わず、文字だけでいろんなエロを表現する官能小説、

そのオノマトペ「だけ」を集めた単語集があるんです。

それがこちら。

オノマトペは面白い~官能小説の擬声語・擬態語辞典~

 

こちらは1296円ということで手がでませんでした。

宮沢賢治よりも400円も高いってどういうこと?(笑)

 

よく集めたなというボリューム。

50年官能小説を研究してきた著者が集めたオノマトペがなんと400ページ以上もぎっしりと詰まってます。

ここでも面白いのがその表現の多さ。

「なるほど。確かにエロい」と思うものや「え?どういうこと?(笑)」と思うようなものまでたくさんあって面白い。

その様子を文字だけでどう表現するかに作家の個性が出てくるんですよね。

 

エロと文学は紙一重?

ただの文字を並べただけなのに、ここまで想像がふくらませてくれるのって面白いですよね。

たった一文字違っただけで全然印象がかわったり、前と後ろの文との関係でもまた変わったり。

実はエロと文学ってまったく真逆な感じがするけど、実は紙一重なんじゃないか?と思ってこんなものをつくってみました。

こんなテストを作ってみました。


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ほんとアホだよね。自覚あります(笑)

全部で7問。どっちとも取れそうなものを集めてみました。

あなたはちゃんと違いが分かるでしょうか?

制限時間は3分。全部解けたら答え合わせしてね。

それではよーいスタート!

 

 

 

 

 

 

正解はこちら。

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「むちゃむちゃ」「ぺかぺか」、「すっこすっこ」が宮沢賢治作品に出てくるオノマトペです。

ちなみに「むちゃむちゃ」はネズミが餌をむさぼるように食べてる様子。

「ぺかぺか」は蛍のような淡い光が点滅している様子。

「すっこすっこ」はワインを飲み干す様子です。

え?あとの官能小説の4つのオノマトペがどういう様子を表してるものか、って?

それは本を読んでのお楽しみです。